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台湾人を名乗る外国人による詐欺が多発中!その実態と対応方法

SNSやマッチングアプリや利用していると、台湾人を名乗る外国人からアプローチがあり、仲良くなるというケースがあります。

その中のかなり多くの割合で、何らかな詐欺が行われることがあります。

このページでは台湾人を名乗る外国人による詐欺の実態と、被害にあった場合の対応方法についてお伝えします。

台湾人を名乗る外国人による詐欺

台湾人を名乗る外国人による詐欺とはどのようなものなのでしょうか。

SNSやマッチングアプリなどで日本人に近づいてくる

台湾人を名乗る外国人による詐欺が行われる舞台は、おもにSNSやマッチングアプリの利用者です。

たとえばfacebookのメッセンジャー機能をつかったり、マッチングアプリでマッチングするなどして、日本人に近づいてきます。

男性の場合には、貿易会社や商社・IT系など収入が多そうな仕事をしている若い男性で、女性の場合にはエステサロンなどを経営している若い女性などがプロフィールとして登録されています。

日本人へのアプローチ方法としては、日本に対する憧れがある・小さい頃に日本に住んでいたことがある、などと近寄ってくることが多いようです。

これらはよくある実態なので、公になる頃には別の方法に変わっている可能性もあるので注意をしてください。

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親密な関係を築いたところでトラブルが発生しお金を要求していくる

最初は普通にメッセージを交わすだけで、どんどん親密な関係を築いていきます。

特にマッチングアプリを利用している場合には、異性にアプローチをするわけですから、恋愛感情をもたせたり、結婚を意識するような甘言で近づきます。

具体的に日本で会いたい・日本に移り住みたいとなった段階で、トラブルが発生します。

その例としては、

  • 家族が病気で治療をしないと日本に行けない台湾では治療できないので高額な費用が必要
  • 日本に送った荷物が没収され取り戻すために多額な費用が必要となった
  • プレゼントを送ったが没収され取り戻すために多額な費用が必要となった

などです。

そして、実際に送金をすると、そのままその人とは連絡がつかなくなり、お金もかえってこなくなります。

このような詐欺のことを、恋愛感情や結婚をほのめかして行なうことから国際ロマンス詐欺と読んだり、友情を利用して詐欺を行なうことからベストフレンド詐欺などと呼んでいます。

投資やオンラインカジノに誘うケースもある

お金を送ってほしいというものは、明らかに詐欺だとわかることも多いので、昨今では投資やオンラインカジノに誘うケースもあります。

仲良くなった台湾人のプロフィールや日常生活を垣間見ると、とても羽振りが良さそうに見えることがあります。

そのうち、FXや仮想通貨などで儲かっていたり、オンラインカジノを利用して儲かっているなどと教えてくることがあり、一緒にお金を儲けないか?と誘ってくることがあるのです。

FXや仮想通貨の取引やオンラインカジノの利用のためには、まずは証拠金を入れないと取引ができないので、証拠金を振り込みます。

最初は少額の利益が出て、いくらか返金できることもあるようなのですが、いざ入金したものをすべて引き出したり、大きな利益を得ることができたときにこれを引き出そうと思っても引き出せないということがあります

その時点で詐欺とわかり、相手とも連絡がとれなくなることがあります。

自称台湾人から詐欺の被害にあうのはどんな人?

自称台湾人から被害にあうのは、主に恋人や結婚相手を探している高齢の男女が多いです。40代以降になって独身である場合、結婚が非常に難しいこともあり、マッチングアプリのようなものをよく利用することになります。

自称台湾人はそのような人に日本人への憧れを示すことで容易に近づいてくることが多いです。

同じアジア人で、かつ近場で人の行き来も多い国なので、つい心を許してしまって、やりとりをしているうちに恋愛感情・結婚願望を持つに至るようになり、被害に会うことになります。

自称台湾人から詐欺の被害にあった場合の対応は?

自称台湾人から詐欺の被害にあった場合には、どのように対応すれば良いのでしょうか。

一応警察に被害届は出す

まず、警察に一応被害届を出すようにはしましょう。

詐欺は刑事事件なので警察に相談すれば良いのですが、SNSやマッチングアプリにしか犯人の痕跡がなく、台湾やその他の外国が関係しているため捜査が非常に難しいです。

そのため、警察も積極的に動かないことが多いです。

しかし、同様の事件が多発していたり、被害の口座や連絡先など特徴が似ているような場合には、いろんな情報を集めた結果犯人検挙につながることもあります。

まずは被害届だけでも出しておくようにしましょう。

実際の被害回復は弁護士に依頼

被害の回復については弁護士に依頼しましょう。

振込先の口座が国内である場合には、その口座を凍結して手続きの後に被害者で被害額に応じて被害回復を行なうことができる場合があります。

また外国の口座に振り込んだような場合でも、その国の国際犯罪に関する機関などを通じて返金される可能性もあります。

弁護士に相談して、被害回復の可能性があるのであれば、依頼をして1円でも多く取り戻すようにしましょう。

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まとめ

このページでは自称台湾人を名乗る詐欺の実態と対応方法についてお伝えしました。

恋人がほしい、結婚したいという願望を逆手にとる卑劣な犯罪ですが、検挙は難しいものです。

被害にあった場合には、なるべく早く弁護士に相談してみてください。