結婚をしたい・恋人が欲しい、という男女は昨今のコロナ環境もあり、マッチングサイト・マッチングアプリを使う人が増えました。
その中でもPairs(ペアーズ)は、非常に評判が良いマッチングアプリで、昨今利用者が増えているのですが、その中で怪しい外国人を見るようになったという報告もあります。
実はこれが、国際ロマンス詐欺などの詐欺行為である可能性が非常に高いことがわかりました。
このページでは、Pairs(ペアーズ)を利用していて外国人と遭遇した場合に、チェックすべきポイントや被害に合わないためのコツ・被害にあたったときの対応方法についてお伝えします。
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- 投資話を異性に持ちかけられている
- SNSアプリやマッチングアプリを利用している
- 仮想通貨・FXなどの投資話をDMなどで話された
目次
Pairs(ペアーズ)とは

まず、Pairs(ペアーズ)とはどのようなものか確認しましょう。
アメリカのIACの一員で株式会社エウレカが運営している
Pairs(ペアーズ)の運営は、アメリカのNASDAQに上場しているInteer Active Corp(IAC)のグループである株式会社エウレカが運営をしています。
IACは日本でも利用者の多いTinder(ティンダー)やMatch.com(マッチドットコム)を運営しており、世界的なマッチングアプリ運営会社のグループ会社です。
男性は出会うためには有料なので信頼が高い
このPairs(ペアーズ)ですが、男性も女性も無料で使えるのですが、男性はマッチングした後の2通目以降の利用するためには、有料のプランに登録しないと利用できなくなっています。
そのため、軽い気持ちで利用するという男性が非常に少ないです。
また、既婚者やいわゆるヤリモクと呼ばれる性行為だけが目的のような、利用目的にそぐわないユーザーについては、アカウント凍結・退会措置を積極的に行っています。
そのため、真剣に出会いを求める男女に信頼が高いマッチングアプリです。
Paris(ペアーズ)にいる外国人が怪しい?

このペアーズですが、基本的に日本国内の人が利用することを予定しているのですが、何も外国人を排斥しているものではなく、住所が海外である人も利用しています。
しかし、そのような中には明らかに怪しい挙動をする者がいます。
FXや仮想通貨の投資サイトやオンラインカジノに誘ってくる
昨今マッチングアプリに登録して仲良くなった外国人が、FXや仮想通貨のサイトや、オンラインカジノなどのギャンブルの会員登録に誘ってくる事例が頻発しています。
そして、これらの登録をして入金をすると、たとえ利益があがっても帰ってこなくなり、さらには相手とも連絡がとれなくなるケースが、国民生活センターなどにも報告されています。
通常ぱっと見で怪しいことがほとんどで、冷静であれば登録・入金などしないのですが、マッチングアプリで仲良くなったことを利用して、「私もかなり利益を得ている」「二人でお金を増やして早く一緒に暮らしたい」などとして、断れない状況でこのような詐欺を行います。
中には国際ロマンス詐欺のアプローチに使われる可能性もある
これらのマッチングアプリが、最近では国際ロマンス詐欺の詐欺師からのアプローチに利用されることも増えました。
国際ロマンス詐欺とは、外国人を名乗る相手が、マッチングアプリなどでアプローチしてきて、恋愛関係になったり結婚をほのめかすなどして情を通じたところで、言葉巧みに相手の金銭を騙し取るものをいいます。
国際ロマンス詐欺では、結婚相手や恋愛相手を探している人に、マッチングアプリなどを使ってアプローチをして、親密な関係になって日本などで会おうという段階で、様々なトラブルが発生し、そのトラブルの解決のために多額のお金が必要となるとして金銭の工面を依頼し、入金後に連絡が取れなくなってしまいます。
Paris(ペアーズ)で国際ロマンス詐欺を防ぐ方法と被害にあった場合の対応方法

国際ロマンス詐欺を防ぐ方法と被害にあった場合の対応方法を確認しましょう。
本当に日本文化への理解があるのかを簡単な質問で見破ろう
たとえば、「生まれてから12歳までは東京にいた。日本文化はよく知ってる」という外国人がいた場合に、日本で国民的に人気の漫画・アニメのキャラクターについての話をしてみて、全く知らない・しどろもどろで要領を得ないということがあります。
このような場合には明らかに嘘をついているので、それ以上関わらないほうが良いでしょう。
怪しい投資などの話はすべて断る
実態のわからない仮想通貨やFXのサイトの登録や、オンラインカジノなどへのお誘いはすべて断りましょう。
現在金融庁や日本生活センターが注意喚起をしていることを伝えても良いでしょう。
それでも男女の仲を理由に登録を迫ってくるような場合には、国際ロマンス詐欺そのものであると考えましょう。
Paris(ペアーズ)経由で国際ロマンス詐欺にあったら早めに弁護士に相談
国際ロマンス詐欺等の被害にあった場合には早めに弁護士に相談しましょう。
相手が国内の口座であれば、口座を凍結して、残ったお金を被害者で分ける被害回復分配金支払い申請をすることが可能です。
また、加害者がすべて外国人で国内口座がないような場合でも、金融犯罪に関する機関に要請するなどして返金を受けられるケースもあります。
これらはすべてスピード勝負なので、なるべく早く弁護士に相談しましょう。
まとめ
このページでは、ペアーズに怪しい外国人がいて、投資サイトなどに誘導されているケースが相次いでいることなどについてお伝えしました。
ペアーズは基本的に信頼性の高いサイトですが、まれに外国人が混ざってこのような行為を行っている事例が報告されています。
相手にしないのが重要で、万が一被害にあったときには早めに弁護士に相談しましょう。
警察にとっては、国際ロマンス詐欺などは民事不介入の原則があり、もし対応してくれても返金される可能性はほとんどないでしょう。
さらに、被害にあったお金を高い確率で返還させる事ができるでしょう。特に、海外系の詐欺被害にも強い弁護士なら8割以上~満額での返還請求の可能性も高くなります。
国際ロマンス詐欺に強い弁護士に相談したいなら、まずは横山法律事務所がおすすめです。