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「FxPro」に勧誘されたけどこれって詐欺?! FX投資詐欺の巧妙な手口

マッチングアプリやSNSを利用していると、出会って親しくなった人物から投資のうまい儲け話が持ちかけられることがあります。

その中でも「FxPro」というサイトに誘導し、お金を入金させようとする詐欺が増えているようです

それでは実際、どのようにして「FxPro」へ誘導されるのでしょうか?

また、「FxPro」は詐欺サイトなのでしょうか?

こちらの記事ではFX投資詐欺で近頃よく使われる「FxPro」について、また実際にFX投資詐欺に遭ってしまった場合の対処法について詳しくご紹介します。

FxProってどんな業者?正規の業者なの?

それではまず「FxPro」自体についてご説明します。

FX投資詐欺でよく誘導されるという「FxPro」とはどのようなサイトなのでしょうか?

「FxPro」自体は存在するFXの海外事業者

「FxPro」は2006年よりサービスを開始している正規の海外ブローカーです。

173か国で利用され、講座開設数も180万以上とされています。

また2006年から事業参入しており、老舗と言えるFX業者です。

金融ライセンスも複数国から取得しており、FX取り扱い企業としての信頼性は高いといえます

しかし日本市場から既に撤退しているため日本語のサポートが終了しており日本人利用者は少なくなっていると予測できます。

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FxProの偽サイトが存在する

ただし「FxPro」という正規ブローカーは存在しますが、「FxPro」を騙ったサイトが存在します

偽の「FxPro」のサイトも本家のサイト同様のビジュアルになっており、一見違いが分かりません。

そのためURLなどで判断していくしかありませんが、偽サイトも巧妙に公式のようなURLを用いている場合もあります。

FX投資を誘ってきた相手から直接URLを送られてきた場合、すぐにクリックせず、一度Googleなどのサーチエンジンで紹介されたサービスを検索して検討するのがベターです。

FX投資詐欺の巧妙なやり口とは?

それではどのようにしてFX投資詐欺に誘導されるのでしょうか?

実際のいくつかの事例をもとにご説明します。

マッチングアプリやSNSで出会った相手に投資を持ちかけられる

Tinderなどの大手のマッチングアプリ、またはTwitterやFacebook、InstagramなどのSNSで、突然相手から連絡が来ます。

大体は恋愛目的であるように偽装しており、最初から投資の話は出てきません。

日常の話や恋愛の話をして親しくなっていくうちに、投資の話を持ちかけられます。

「絶対に儲かる話がある」「親類に金融関係に勤めている者がいてブローカーをしている」などの内容で話が振られることがあるようです。

送金するとさらに追加での送金を求められる

相手を信じて誘導されたサイトで口座を作り、お金を送ると、最初は利益が出るように見せかけられます。

そのため、更なる送金を求められ、応じると利益もまた増えたように見せかけられます。

一度その利益を少額引き出させ、手元に現金が無事引き出せたことで信頼させるパターンもあるようです。

この場合でも二度目に引き出そうとすると手数料や税金の前払いといった名目で追加の送金を求められ、引き出しに応じてもらえません。

突然連絡が取れなくなり、送金したお金も引き出せなくなる

利益が出ていたはずなのに、突然相場が急変したなどの理由をつけて損失が出ます。

大幅な損失に対し、FX業者への借金になってしまったからお金を支払わなければならないなどの理由をつけて、さらにお金を求められる場合もあります。

もちろんこの場合も全て嘘で、追加での送金は不要です

騙されてしまったらどこに相談すればいいの?

「FxPro」を騙ったFX投資詐欺も国際ロマンス詐欺に類似した詐欺です。

国際ロマンス詐欺では投資以外にも結婚資金や事業資金、親の病気の治療費などいろいろな名目でお金を求められます。

それでは運悪く騙されてしまった方が泣き寝入りしないためには、どこに相談するのがベターなのでしょうか?

①警察

犯罪に遭った際にはまずは警察に通報しましょう。

ただし警察には詐欺だと確信した時点で連絡を入れます。

詐欺かもしれないといった段階では、下記で紹介する消費者センターや弁護士に相談されることをおすすめします。

なぜなら、証拠が不十分の場合は被害届が受理されない可能性があります

また詐欺に気づいた場合は混乱してしまうこともあるでしょう。

冷静に現状把握することが難しい場合は、一度相談先で話をしてから、改めて被害届を出しにいくという選択を取っても良いかもしれません。

仮想通貨の投資サイト「CICI」に誘導されたけどこれって詐欺?騙された場合はどうすればいいの?

②消費者センター

詐欺なのかどうかなどの相談を公的組織に無料ですることができます。

消費者センターは消費者安全法によって各都道府県に設置が義務付けられており、市町村にも設置の努力義務があるため、全国に設置されています。

相談する際はお住まいの地域の消費者センターを利用することができます。

またどのような被害実態なのか、どのようなサイトや集団が詐欺を行なっているかの情報集積もしており、新たな詐欺被害を増やさないためにも連絡を入れるのがベターです。

③【1番おすすめ】弁護士

最もおすすめなのが、法律の専門家である弁護士への相談です。

また、法律も多岐にわたるため、その中でも詐欺犯罪に強い弁護士への相談が特におすすめです。

詐欺事件の取り扱い実績が多い事務所がベターです。

また相談しやすい環境であるかどうかも重要です。

無料で相談できるか、また電話、ラインなど相談しやすいツールで受付けているかをチェックしましょう。

もし詐欺かな?と思ったら、または詐欺被害に遭ったときには、詐欺事件の実績があり、相談のしやすい弁護士事務所にぜひ一度ご相談ください。